ADHD男 ブレスの思考の書留

ADHDの特性をもったブレス(私)が考えたことを言葉にして書き残します。ADHDの特性を持った人が困っていること、考えていることを広めていくことで、私の(マイノリティ)の生き難さが軽減されることを思って書いています。私のエゴで誰かが共感してくれたり、発見があれば幸いです。これからの日々が全ての人にとって有意義でありますように。。

彼への思い 僕のエゴ

僕の友人Aは、いわゆるヒキコモリのニートだ。大学時代からの長い付き合いになる。歳は結構離れている。社会人経験を経て入学したからだ。当時18歳だった僕には、彼は憧れの存在だった。行動的でリーダーシップがあり、いつも面白いことを企画していた。内向的な僕が心を開くことができたのも、彼の人間性のおかげだった。それから仲良くなり2人でも遊ぶ仲になった。本当にやばいと思った時も彼にはなんでも話せた。

しかし四年時、彼は就活をせず、家でゴロゴロ過ごしていることが多かったと記憶している。年齢的に不利だという理由で諦めのような雰囲気があった。卒業後も仕事はせず、現実逃避的にインターネットをしている。

なぜ彼がそうなったか。聞くと今更、年下の上司に色々言われるのは嫌だという。プライドが邪魔するんだという。確かにそうだろう。僕自身も年下の先輩に敬語を使う場面は多いし、指導もされる。最初の頃は、年下だと軽くみてしまったのが態度に出たらしく、キツく言われてしまった。

仕事は出来る人から吸収するのが早い。だから今はとにかく謙虚な気持ちで教えを乞う。

 

一般的には、1度長期間社会から離れると復帰は時間がかかる場合が多いようだ。彼の様に社会から逃げ続けるのは緩やかな自殺の様に感じる。

どうやって生きるのかは本人の自由だ。でも今の僕には一緒に成長し合える仲間が必要だ。だから彼には社会人として仕事にチャレンジして欲しいと思っている。

親も干渉できない環境にある彼のモチベーションを高めるにはどんな行動が必要なのか。

僕自身自分のことで精一杯なのに人のお世話ができるのか。

明日は会う約束がある。

お互いにとって良い時間にはしたいと思う。